【体験談】発達障害者の障害年金の申請のやりかた・流れ

障害年金の必要書類

こんにちは。三原たか です

大人の発達障害者です
(アスペルガー、ADHD)

発達障害者は、
障害年金を、
申請できます!

申請して受給できるかは、
個々のケースによりますが、

受給額は最低でも100万円です

私のように、
発達障害者の方は、
お金に不安を抱えてると思います

私の体験談をもとに、
障害年金の申請の流れ、
必要書類、
注意点をまとめました

ぜひご参考ください

 

障害年金の申請の流れ

障害年金は、
初診日から、
1年6ヶ月たったら申請できます

ます初めにやることは、
病院の先生に、
年金の診断書を書いて頂けるか、
聞くことです

書いて頂けるなら、
障害年金を、
申請できる可能性は高いです

私は一般の正社員雇用で、
障害をクローズにしています
そのような立場でも申請できました

その後の流れを☟にまとめました

流れ
☞年金未納がないか確認
☞年金事務所で請求書を入手
☞医師の診断書を用意
☞必要書類を用意
☞年金事務所に提出

障害手帳の有無は、
関係ないです

注意点として、
障害手帳があるから、
年金が受給できるとは、
限りません

障害年金の申請はいつからできるか

年齢と、
初診日からの経過時間が、
判定基準です

・20歳以上
・障害の初診日から1年6ヶ月経過

障害年金を申請する条件は

障害年金を受給するには、
年金保険料を納めていないといけません

年金を申請する条件
・年金保険料が加入期間の2//3以上納付されていること
・もしくは免除されていること

上記を満たしてなくても、
・1年間に保険料の未納がないこと
・(初診日のある月の前々月まで)
を満たしていれば、
障害年金を申請できます

参考:日本年金機構 障害基礎年金の受給要件・支給開始時期・計算方法

障害年金の申請に必要な書類

申請に必要な書類

☞年金手帳
☞住民票など
☞医師の診断書
☞病歴・就労状況等申立書
☞預金通帳のコピー

参考:日本年金機構 請求書の提出について

また初診時の医療機関と、
診断書を作成した医療機関が違う場合、
「受診状況等証明書」が必要です

私は初診と診断書を書いて頂いた病院が同じのため不要でした

関連書類は、
日本年金機構のHPから、
確認することができます

>>>精神の障害用の診断書

ここからダウンロードもできますが、
事前に年金事務所に相談してくださいと、
注意書きもあります

私は社労士事務所に依頼したため、
年金事務所には伺いませんでした
(社労士については後述)

お子さんがいる場合に必要な障害年金の申請書類

18歳以下のお子さんがいる場合、
人数につきもらえる年金額が増えます

そのため別途書類が必要となります

ポイント

☞戸籍謄本
☞世帯全員の住民票
☞学生証または在学証明書

またお子さんが障害の状態にある場合、
医師の診断書が必要となります

お子さんが、
障害等級1級・2級に該当する場合は、
20歳まで加算対象となります

加算額は、
お子さん一人につき、
20万円/年 ほどです

障害年金を申請するデメリット

障害年金デメリットは、
基本的にはありません

障害年金は非課税のため確定申告書には記載不要

給与などで収入が入ると、
税金が引かれますね

障害年金は、
課税対象外のため、
税金は発生しません

そのため、
確定申告書に記載は必要ありません

参考:弁護士法人咲くやこの花法律相談事務所

自営業やフリーランスのかたで、
おっくうな確定申告の作業が増えるかと、
心配かと思いますが、
そんなことはありません

障害年金は会社にばれない

私のように、
クローズ就労している会社員のかたは、
会社に知られるか不安ですよね

障害年金を受給していることが、
会社にばれることはありません

非課税のため、
住民税が増えて、
経理の際に、
わかることもありません

ただしもし、
傷病手当を申請するなら知られてしまいます

参考:弁護士法人咲くやこの花法律相談事務所

傷病手当は、
病気やけがで仕事ができなくなった場合に、
給料の約2/3を1年半もらえる制度です

傷病手当の申請用紙には、
障害年金の受給の有無を、
記載します

さらに傷病手当の申請用紙には、
会社に記載してもらう欄があります

このため、
会社に障害年金を受給していることが、
ばれてしまいます

傷病手当と障害年金は、
重複して受給はできません
(併給調整で一部停止もしくは支給停止になります)

高収入のかたは傷病手当が、
障害年金より、
大きいかもしれません

ただ傷病手当を使う確率は、
低いことを考えると、
無視してよいデメリットだと思います

障害年金の申請は社労士事務所に依頼できる

障害年金の手続きは、
ややこしいですね

年金事務所や市役所に、
行かなければいけないため、
平日お仕事のかたは、
難しいです

私は作業のほとんどを、
社労士に委託しました

振り返ってみて、
1人だと難しかったので、
お願いしてよかったです

社労士にお願いすると、
診断書の取得や、
必要書類をぜんぶそろえてくれます

とくに、
「病歴・就労状況等申立書」では、
自分の今までの生い立ちを記入するため、
文章を書くのが苦手な方は大変です

障害年金を社労士にお願いする費用

費用の相場は、
おおむね☟のような感じです

・費用2万円
・成功報酬

書類作成費用として、
2万円を先払いします

受給できるようになりましたら、
成功報酬が発生します

成功報酬は、
・年金の2ヶ月分
・もしくは10万円
どちらか高額なほうです

障害年金の申請は社労士に依頼するべきか

発達障害者のかたは、
体調不良に悩み、
上手く時間が作れないです

先延ばしクセがあり、
ついつい申請を、
怠ってしまうこともあります

社労士費用は、
もし障害年金をもらえましたら、
微々たる額です

(障害年金は、
最低でも100万円以上は、
もらえます)

現在働いている状況なら、
ぜひお願いするべきです

さらにくわしくは、
発達障害者の私は障害年金の申請を社労士に依頼してよかった。必要性と感想にまとめてます

あわせてご参考ください

まとめ

発達障害者は、
アスペルガー単体でも、
障害年金を申請することができます

やりかたは、

ポイント

☞初診日から1年6か月後に申請できる

☞医師の診断書・申立書を年金事務所で入手

☞社労士に依頼することもできる

☞必要書類をそろえて年金事務所に提出

作業は多くて大変ですが、
お金をもらえるのは心強いので、
まずは担当医に相談してみるとよいです

先生の治療方針によっては、
年金の申請をしないこともあります

そういう場合は、
他の病院でお願いすることも、
考えても良いと思います

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ほかの基礎知識は、
【発達障害者向け】障害年金とは。1からわかりやすく解説。いくらもらえる?条件は?にもまとめています

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