楽な仕事の選びかたと発達障害者に向いている職業一覧

発達障害の仕事

こんにちは。三原たかです。

ADHDとASD(自閉症、アスペルガー)の発達障害者です。

仕事は機械エンジニアです。

僕は疲れやすく、働くのに向いていないと毎日思っています。

同じように働くことが向いていない人は、

楽な仕事を選びましょう!

僕はこれまで、2度の転職と3つの会社で就労経験があります。

経験を元にどうすれば楽な仕事にたどり着けるか。

楽なポジションに立てるか、をまとめました。

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発達障害者に向いている職業

働く上での問題

興味があることはできるけれど

興味がないことはできない

→自分に向いてそうなものを選ぶ

発達障害の方が向いていると思われる仕事をまとめました。

自分に向いてそうな職種がないか、まずは参考にどうぞ。

「発達障害の子のためのハローワーク/鈴木慶太、飯島さなえ(観衆)、TEENS執筆チーム(編著)」を参考にしました。

ASD(自閉症スペクトラム障害)の仕事

ASDに向いている職種

「成果や〇×がわかりやすい仕事」

「ルールやマニュアルがしっかりしている職種」

経理・財務、法務・情報管理、コールセンター、テクニカルサポートなど

また、プログラマー・テスター、工業系デザイナー、設計士など

「視覚情報が重要な職種」にも適正があるかもしれません。

ASDが苦手な職種

電話対応の多い業務

平行作業が多く、相手の気持ちを読む接客業務

計画を立てて段取りよく、話術が必要な営業

ミスが許されない書類の作成業務など

また得意な方に書いたIT関係でも、
営業や調整の役割が多いSE(システムエンジニア)避けた方がよいケースがある。

ADHD(注意欠如・多動症)仕事

ADHDにむいている仕事

「自分の興味を発信できる職種」

編集、記者、ディレクター、カメラマン など

「物づくりにかかわる職種」

料理人、整備工、プログラマー、アニメーター、デザイナー など

「専門分野に特化できる職種」

研究者、学者、塾講師、職員 など

発想力が豊かで実行力もあるといわれるADHDタイプです。

気移りしやすいのが仕事で困難を感じる要因になり得ます。

まずは、一つの仕事に腰をすえて取り組んでいけるかが重要です。

ADHDに向かない仕事

「最新図解 大人の発達障害サポートブック/小野和也」より引用します。

乗り物の運転
機械の操作
工場などでの単調な作業
事務や経理
校正者

忘れっぽい、ミスが多い、集中することが苦手など特性には注意です。

正確さや集中力が求められる仕事は向きにくいです。

機械設計エンジニアについて

僕の仕事です。

ものづくりに興味があって、高専(工業高等専門学校)に進学しました。

現在は、メーカーで機械設計をしています。

3DCAD(図面を書くソフト)を使うこともあります。

CADは視覚優位なら向いているそうですが、僕は映像でものごとを考えません。

ADHDはエンジニアが向いているようなので、そこはあっていると思います。

ただし、不注意はつらいです。

ASDのこだわりや、ゆうずうの利かなさは、向いていないと思っています。

知識欲が強いのは向いているかな、と思います。

興味がもてそうなら何でも良い

社会人になってから発達障害だと分かった人には、

研究者やコピーライターをやれと言われても難しいと思います。

職業自体は興味を持てそうなら、どれでも良いと思います。

問題なのは、楽な仕事であり毎日続けられるか、と言うことだと思います。

職種よりも環境が大事

過剰な責任や、大きな環境変化、過酷な残業がないことが重要です。

経験談

最初の会社では、クラッシャー上司に大きな仕事を投げられました。

過剰な責任で、毎朝吐いてから会社に行ってました。

2社目では、サービス残業地獄でした。

3社目では、改善されて残業が月で一桁くらいです。

どの会社でも、機械エンジニアとして働いていました。

どんな職業でも楽な仕事につけなければ、続けることはできません。

楽な仕事の選ぶというのはとても重要です。

障害者の雇用形態

仕事を選ぶ際に、雇用形態も考えておくと良いです。

賃金についてまとめました。

障害者雇用のデメリット

・求人がない

・仕事内容が限られている

事務作業、書類整理 など

・最初は契約社員が多い

賃金安すぎ!

賃金が低めなことが気になりますね。

実家生活、障害年金、他者からの支援などを前提としてる給与だと思っています。

選択肢の中にいれておく

社会で働くことが難しい人は、「福祉就労」や「障害者枠の仕事」を行うのが良いと思います。

僕自身、体調不良で働けなくなり、今の仕事ができなくなることを良く考えます。

疲れやすく、毎日心をすり減らしながら働いています。

賃金が低いですが、選択肢の中に入れておいた方が良いと思います。

専門職は給与が高い

障害者雇用のグラフを見ると、一般事務の17.4万円に対し、

専門職は約20万円の給与です。

専門職は給与が2~3万円も高いことがわかります。

 

楽な仕事の選び方

ここからは工学畑出身の三原の考えです。

少し偏った意見かもしれません。

お金を稼ぐ当事者にはならない

僕は以前、玩具設計のブラック企業に勤めて毎日サービス残業をしてました。

しかし、ブラック企業でも定時で帰れる部署がありました。

なぜか考えてみると

・僕がいた部署はOEMをする部署
→利益を直接生み出す部署

※OEMというのは、他社ブランドを自社でつくることです。

・一方定時で帰れる部署は
総務(事務)や自社製品(赤字前提)をつくっている部署
→利益を直接は生み出さない

利益を出す部署(会社を支える部署)は酷使される。

経営者の視点で考えてみる

僕が経営者だったなら、

お金を生み出す部署、お金を生み出す人はひたすら働かせます。

ガンガン残業させます。

その一方で、直接利益に関係しない(お金を稼がない)部署ならば、
ある程度仕事をしていれば良いと思います。

楽な仕事を選ぶためには

事務の部署は、お金を直接生まないため、経営者からの目がゆるいです。

楽な仕事である可能性はあります。

ただし、注意点があります。

事務職は求人倍率が高い

僕が中途入社したとき、事務の人も入りました。

求人倍率は30倍でした。

採用の決めては
・若いこと
・履歴書がきれいだったこと

だそうで、人間性も高いです。

発達障害の方が狭い枠と人間性を争うのは難しいと思います。

技術者(スキル持ち)だと倍率が下がる

機械設計者の募集を出して、連絡してきたのは僕だけでした。

求人倍率は1倍です。

楽な仕事を選ぶために、専門職であると、確率が上がります。

技術(スキル)を持つ

職業はなんでも良いと言いましたが、

できれば技術(スキル)をつかえるものが良いです。

会社で働いていると、得するのは会社

例えば僕が、カタログにのる製品を設計します。

僕の給料は増えず、会社の利益になります。

多くの仕事は、蓄積することはないです。

技術は蓄積する

自分の中に蓄積されて減ることはないです。

直接お金にはつながりませんが、違う場所で使うことができます。

技術をもっていても楽じゃない例

僕がブラック企業で働いていたように、楽じゃない例を挙げます。

プログラマー

プログラムを納める仕事です。

経営者視点で見ると、稼働率を高めて、酷使したくなる人材です。

WEBデザイナー

こちらも同様です。

僕の友達にフリーランスのプログラマーがいますが、

割に合わないそうで、ひきうけてません。

客先の要求で仕様変更が多いです。

管理する仕事 維持するポジションにつく

お金を生み出す部署を支援する

会社で働く場合は、自分がお金を稼ぐ必要はないと思います。

発達障害の当事者なんですから、お金を稼ぐ当事者になる必要は無いです。

例)ITはインフラエンジニア

インフラエンジニアは、データのやり取りする仕組みに携わる技術者です。

製造業の社内ITエンジニアとして、サーバーの維持・管理に携わるなら、負担は少ないです。

サーバー構築や、設計になるとブラック度が増します。

中小企業だと、百人に対して、1~2人程度はインフラエンジニアがいます。

プログラマやWEBデザイナで苦労している方は、転職先として考えても良いと思います。

 例)製造ラインの設備管理は要注意

24時間の稼働する設備管理はブラック要素が高まります。

例えば、鉄工所の高炉は、動きを止めると損失が大きいです。

さらに、大量生産品は価格勝負になります

将来的には、どんなに頑張っても労働賃金が安い他国に負けてしまいます。

管理する仕事以外の例外

僕はあるメーカーの製品開発・設計部門で働いています。

製品をつくって利益を出すならばブラックじゃないか。

そうではありません。

 

会社は、カタログにのっている標準品で売り上げをだす仕組みです。

お金を産み出す部署は、営業部、製造部です。

 

僕の仕事は、特殊設計(言うなればオーダーメイド設計)です。

特殊設計なので、会社としての幅を広げる役目があります。

 

しかし、特殊設計がなくても利益を出せます。

つまり、お金を産み出して会社を存続させる当事者ではないです。

注意)

特殊設計のため、製造工程で色々と問題が起きます。

現場の人に色々言われたりします。

嫌なこともたくさんあります。

めっちゃくちゃ最高とは言えませんが、おおむね楽な仕事ではあります。

技術の取得の仕方

オレ、文系だしいまさら技術習得できないよ
ワタシに難しいよ
三原
大丈夫です!
文系でも関係ないです。
学歴も関係ないです。
性別も関係ありません。
方法はあります!
技術は弱者にも平等です!

スキルを身につける場所

ポリテクセンター

公的な支援を受けるのが、経済的に良いです。

職業訓練受講給付金でお金を貰いながら学べます。

僕はポリテクセンターで3DCADのセミナーを受けたことがあります。

勉強になりました。

求職者向けのセミナーがあります。

ポリテクセンター(高齢・障害・求職者雇用支援機構)をおススメします。

女性の方も支援しています

ものづくりの場では女性が少ないです。

女性が苦手な人、ガールズトークが苦手な人には特におススメしたいです。

☞女性求職者向けページ(「機構ホーム 女性の求職者の方へ」にリンク)

女性が苦手です。
工業高専に行ったら、女子が少なくて楽になりました。

まずは、各都道府県のポリテクセンターを検索!

ポリテクカレッジ(職業能力開発短期大学校)

高卒の方にはポリテクカレッジも良いと思います。

2年制の課程を卒業すると、短大卒扱いになります。
(大学校なので正式な学歴ではありませんが)

短大の費用は200~250万円ですが、ポリテクカレッジなら60万円ですみます。

高卒では受けれない求人にも、受けれるようになります。

基礎給もあがります。

民間のスクール

ポリテクセンターは都道府県ごとに1校くらいしかないです。

地理的に通えない人もいます。

そんな人は、民間のスクールが良いです。

IT関係だと、週末だけ受講できたり、就職活動もケアしてくれるスクールがあります。

技術派遣の会社に入る

派遣の会社に入ってスキルを手にする方法もあります。

文系でも理系でも、学歴も関係なく採用します。

入社したらスキルトレーニングがあります。

お金をもらいながら、スキルを取得できます。

「技術派遣」、「エンジニアソリューション」「アウトソーシング」などがキーワードです。

ハローワークには求人がないと思います。

転職エージェントを登録すると良いです。

僕も面接を受けにいったことがあります。

※)勤務地が不透明な場合があります。
1年~2年くらいで、メーカーに転職する人もいます。
逆に、派遣の方が気楽なので続ける人もいます。

未経験でメーカーに入る

趣味でプログラミング、電子工作や機械工作をやっていた人は、採用されやすいです。

やる気を見せて面接するだけです。

元気よく、ハキハキと答えれば受かる可能性もあります。

何もやってなくても歳が若いと雇ってくれる可能性があります。

求人の探し方ですが、ハローワークは少ないです。

未公開求人を教えてくれる転職エージェントを使うと良いです。

 

まとめ

お金を稼ぐ立場にならず技術(スキル)を持つ

技術(エンジニアリング)は難しいかもしれません...
本を読むだけでは難しいところもあります。
それでも、訓練校やセミナー、スクール、職場でやれば体で覚えることができます

技術というのは、絵や音楽、文章でもかまいません。

僕が工学畑であるためそのような言葉を使っています。

ニッチであることスペシャルであることは強みです。

その強みを育てながら、楽な仕事、楽なポジションを選択するのが生きやすさにつながります。

経営者目線にたって楽なポジションを維持しましょう。

大事なことは、その会社で稼ぎの当事者にならないことです。

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