ADHDの機能障害対策―やる気や心構えに頼らない

こんにちは。三原たか です

大人の発達障害をもっています

診断名は、
ADHD(注意欠如・多動性障害)、
ASD(自閉症スペクトラム:アスペルガー症候群)です

僕は技術者のため、職業がら様々な問題に日々向き合っている。

ものづくりは上手くいかないことが当たり前だと言わんばかりにトラブルがところどころに生じる。

それらの問題には具体的に解決できる方法をいつも模索している。

ADHDの機能障害についても同様に向き合っている。

例えば、ある装置で問題が生じたときに、解決する方法として大きく2つに分けることができる。

ソフトウェアで対策するかハードウェアで対策するかだ。

例えば、扉を閉めるときに人が挟まれる場合の対策として、

ハードウェアではガスやバネのダンパーを設置して勢いを無くす。

ソフトウェアでは人がいることをカメラや重量センサで検知をして、人がいるときは扉を閉めないようにプログラミングする。

このように問題にはハードとソフトの2方面からアプローチできる。

ADHDの不注意・多動症は脳機能障害、つまりハードウェア(体)のため、ソフトウェア(心)で解決できないと考えたほうがいい。

多くのADHDの人が特性について色々アドバイスを貰っていると思う。

ただ、それはやる気や心構えに起因するため、解決策にならない。

例えば

・ちくじ確認したら?
←確認を忘れる、確認したかを忘れる、確認した内容を忘れる
・必ずメモをとれば?
←あとでメモを読んでも理解できない。メモをなくす。

ハードウェア(脳)の機能障害は、ハードウェアで解決する。

足が不自由な人が車いすを、
手が無い人が義手を使うように、ADHDは物理的な対策や道具(工具)を使うのが良い。

僕の実践していることを記載する

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仕事と日常での作業対策

・仕事で現場に行くときはデジカメを持ち歩く
→何かあったら画像で記録する。

・エアコン(空調機)を使うときは切るタイマーと合せてセットする
→タイマーを忘れることもあるが、それでも切り忘れの確率が減る

・メモ帳を胸ポケットに入れる。(裏紙にメモしない)
→裏紙にメモをすると裏紙を無くす。しばらくたってから確認できるようにする。

・出発前日に荷物を用意する
→当日だと確実に忘れる

・用意した荷物は前日にドアノブにくくりつける
→ドアノブは必ず触れるので思い出せる

・薬はカレンダーポケットタイプで壁にかけておく
→ピルケースだとピルケースをどこかにおいて飲み忘れる

・業務日報、日誌の書き忘れ
→スタートアップにエクセルソフトなどのショートカットを入れて就業前に記載する

パソコンでの事務作業対策

・テンキーを使う

→右手にマウスをおいたまま、左手で数字入力ができ効率UP

・多機能マウスを使う

→エスケープとデリート、エンターなどを登録しておくと作業がはかどります。

会社では9ボタンマウスロジクールのG300Sを使用している。

コストと機能のパフォーマンスが素晴らしい。

CADソフトを使う人向けの話しだが、ゲーミングマウスの様な通信回数が多いマウスだと、CADの動作が遅くなる。

G300Sも同様だが、通信速度をソフト側で設定できるためある程度は調整できる。

家ではエレコムの5ボタンの静音マウスを使用している。

感覚過敏でカチカチとしたクリック音が気になる人にはおすすめです。

・デュアルディスプレイにする
→作業場を広くとって効率UP 会社が用意してくれないときは自分で購入。

中古屋で安く売っている。

・デュアルディスプレイだと気が散る人
→指定したウインドウを最前面に表示するフリーソフトを使う。

[Pause]キーでON/OFFできるソフト最前面でポーズが便利。

多機能マウスのボタンに登録するとさらに効率UP

・ファイルをどこに保存したか分からなくなる
→エクスプローラの検索機能では遅いため、高速なファイル検索ソフトを使う。

Everythingがおすすめ。

事前にファイル名を登録するため、高速に検索できる。

・そもそも事務作業に時間がかかる
→作業を簡略化できるファイラーを使う。

僕はAs/R(まめファイルの後続)を使っている。
良くアクセスするファイルを登録できて便利。

効率UP

・デジカメなどの大量なデータ整理
→ファイラーAs/R(まめファイルの後続)には、ファイル名の一括変更の機能がある。

○○_01、○○_02のように共通の名前に変更することと、末尾に管理番号を入れる作業を一括してできる。

・数日後の仕事を忘れる。リマインダーを使う。
→Outlookにカレンダーとリマインダー機能があるので、使ってみると良い。

・画面の一部を切り取って保存したい
→ウインドウズ標準ソフトの Snipping Tool を使う。

タスクバーに表示させておくと良い。

画像はペイントなどで開いてコメントを記入しておくと、仕事のメモにもなる。

クリックすると拡大

・パソコンソフトの操作手順を教えてもらっても覚えられない

→ウインドウズ標準ソフトのステップ記録ツールを使う。

PC操作を自動でスクリーンショットして記録してくれる。

上司や先輩に教わるときにすぐ出せるようにタスクバーに表示させておくとよい。

スタートメニューのプログラムとファイルの検索で「ステップ」や「記録」と探すと出てくる。

なお、取り込みの設定値は初期値だと25と小さいため、最大値に設定すると良い。

 

・スマホが気になる人は機能をロックしておく

→もしくは手で触れる位置には置かない。

・デジタル書類に誤字脱字が多い
→印刷して紙ベースで確認。

消せる蛍光ペン(パイロット製フリクション)を使うと効率が良い。

アマゾン画像

・手書きの書類で誤字脱字が多い
→消せるボールペン(パイロット製フリクション)で記入する。

社内文書程度なら問題ない。

以上のような対策を取っている。

発達障害は、
脳の機能障害だから心構えで解決できない。

やる気で解決できるならばたいした問題ではないし、障害とはならない。

心構えではなく
物理的な対策や、道具(工具)を使うことが有効だ。

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