将来を不安に思うのは正常な証だ 公的補償とお金の話し

こんにちは。三原たか です

大人の発達障害をもっています

診断名は、
ADHD(注意欠如・多動性障害)、
ASD(自閉症スペクトラム:アスペルガー症候群)です

多くの人は
発達障害や、
定型発達に関係なく将来に不安を持っていると思う。

ADHDは、
衝動性と多動性を持っているため、つい買い物をしてしまう。

お金について勉強することも大事だ。

将来の不安は、心構えややる気でどうにかできるものではない。

保険に入ればいいというわけではない

保険にはいればその分お金が減る。
闇雲に出費を増やすと不安が増えるだけだ。

まずは、公的な補償がどのくらいあるか知るといい。

意外と分厚い補償なんですよ。

会社員は健康保険と厚生年金、雇用保険を毎月払っている。

それらの補償を記載する。

健康保険

働けなくなったらどうするの?

①傷病手当

病気で会社を休むときの保障。

働けなくなっても給与の2/3もらえる。

②病気になったら

医療費 自己負担は1/3で済む。

高額医療のときは?
月収が28万未満ならば 57,600円の負担で済む。

月収28万~53万
高収入の方でも、月100万円医療費がかかっても約10万円くらいですむ補償になっている。

医療費控除について
年間10万円以上なら、その金額の-10万円×20%戻って来る
※高額医療と併用が可。家族も合算できる。

このように日本の公的な医療保険は手厚いため、
民間の保険に入る必要が少ないことがわかる。

雇用保険

失業手当 約13万円/月
会社都合 退職後7日後から
自己都合 退職後4ヶ月後から

その他の手当て

介護休業手当
介護休暇中に給与の40%もらえる。

介護保険がある。
16万円が上限で自己負担が2割りになる保険。
高額の場合は、約4万円以上は返還される。

また、デイサービスを 1,500円/日 でうけることができる。

③出産や育児の手当ては?

だいたい家族出産育児一時金 420,000円

④退職金ってどのくらいもらえるの?

中小企業ではたいてい毎月5,000円から10,000円くらい積立てています。
6,000円×12ヶ月 × 30年=216万円
合計 376万円

会社によっては勤続年数によってお金がもらえる。

例えば、30年働くと100万円から200万円くらい
総合計300万~400万円くらいです。

⑤確定申告で何が戻って来るの?

・生命保険、一般生命保険、介護医療保険、
個人年金保険、地震保険、住宅ローン、
を払っている場合は、所得税と住民税に控除がかかる。

所得税の20%、住民税の10%

⑥自分が死んだときはどのくらい家族に残せるの?

積立てていた退職金+200万円(会社が加入している生命保険)
→葬式代です。

家をローンで購入している場合は団体信用生命保険が適用されて、
残りのローン代が帳消しになる。

さらに、遺族年金が残された家族に渡る。
→ご家族がいるかたは家賃が必要なくなる。

養育費から遺族年金を引いた額を、
生命保険の受領金額とすると良い。

⑦保険料って増えるの?

40歳になったら国民は介護保険料を納付します。
約1万円なり。

40歳になったら昇給もとまっているため、
いきなり収入が1万円減ります。

その分、親を介護するときの介護保険に回されます。

お金について学ぶためのおススメ書籍

お金の勉強は荻原博子の下記の本がおすすめ。

荻原氏は経済評論家として世の中のお金の動きと、

女性目線で家計のお金の管理や公的補償について執筆されている。

関連記事

発達障害のかたは、
手帳を申請すると他の公的支援を受けれます。

くわしくは、
発達障害の手帳を取得するか悩んでいる人に伝えたい3つのメリットをお読みください。


働いても働いてもお金に悩む!
どうすれば貯金できるかわからない!
そんな発達障害者向けの節約記事