発達障害の診断をセカンドピニオンしてみたらアスペルガー症候群でした

こんにちは。三原たか です

大人になってから、
ADHDとASDとわかった発達障害者です。

発達障害の診断を、
セカンドピニオン(別の医師にも意見を求める行為)するか悩んでいる方。

もしくは、
大人ADHDの診療が進み別の障害も併発しているのかと考えている方向きの記事を書きました。

僕は、社会人になってから様々な問題につまづきました。

自分なりに努力して改善を行っている最中に大人ADHDの本を読みました。
ADHDの症状に該当する項目が多いと気づき自分が発達障害なのでは、と考えました。

1件目の病院ではADHDと診断され、診療を進めていたのですが、診断結果や医師について思うところがあってセカンドピニオンをしました。

どうしてセカンドピニオンを考えたのか

1件目の病院では、医師との20分程度の問診で発達障害の診断結果がでました。自閉症スペクトラムとADHDに関する質問を30個程度受けました。

自閉症ではなくADHDという結果でした。
ADHDの診療が進み、少しずつ自己コントロール力との向き合いかたがわかってきました。
コンサータやストラテラの薬物治療と並行してADHDや発達障害の本を読んで知識を深めていきました。

知識を深めている最中に、自分の発達障害はADHDだけなのかな、と思うようになりました。

ADHDの殻の下にある本性

発達障害の本を読んでいるとき、「ADHDの殻」という言葉を知りました。

・ADHDの症状は、本当の子どもの姿を見えにくくする殻のようなものと考えてみると分かりやすい。
・「忘れ物をしたくなくても忘れる」「授業中に立ち歩く」などの症状
機能障害が本人の本性を隠す
・ADHDの治療をし落ち着くようになった子供を見て、親が子供らしくないと言うケースがある。

この話しを聞いて僕のADHDの殻の下にある一面はASD(自閉スペクトラム症)なのかなって思いました。
ただ、自分では、自閉症の代表的なルールに固執したりこだわりを持っているかは、わからなかったです。

自閉症スペクトラムの方が書いた本で、ガラスの壁に囲まれていると感じている人や、自分が別の惑星から来た異星人だと考える人がいました。
いつも僕は、他の人とは何かが違うと思って生きてきました。自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)の方たちに自然と共感しました。

そんなこともあって、自閉症スペクトラムについても診断したくなりました。

 

1件目の病院の良いところと悪いところ

メリットとデメリットを箇条書きにまとめました。

良いところ

初診の予約を2週間後に取れてすぐに検査してくれた。
初診からADHDと判定 → 薬物治療を提案
(薬物には抵抗があったが、結果的には不注意と多動性が改善した)
初診から自立支援医療の診断書作成を提案してくれた。
(そのときはADHDの薬が高額だと知らなかったため2回目の診断の際に依頼した)
スピーディに対応してくれます。

悪いところ

・問診のみ対応。
・WAISなど客観的な数値データが分かるテストを受けれない。
・クリニックのHPを見ると小児自閉症には対応しているが成人については記載が無い
(成人のADHDは診療科目に記載有り)

1件目の病院では成人の自閉スペクトラムについて診療がないと気づきました。

 

セカンドピニオンの選定

客観的な審査をうけたいと思った。
また、自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)かどうか鑑別したいと思った。
成人の発達障害全般に対応していていること。
問診だけではなくてWAISなど客観的な検査をしてくれるところ。

成人の発達障害を取り扱っている病院を検索して、電話予約しました。
二週間後に予約が取れました。

 

2件目の病院での発達障害の診断

まずは、臨床心理士との面談をした。悩み、気になること、生育状況など。1件目の病院でADHDの治療を受けていることも正直に説明した。

説明した上で問診だけではなく客観的にデータがわかる詳細検査を希望していることも話した。
その臨床心理士は、1件目の病院は問診だけで薬を処方することに対して、驚いていた。民間の病院なのかと質問を受けた。

臨床心理士との面談の後に、健康状態を確認するため血液採取を行った。血液採取の後に、発達障害のスクリーニングを受けた。
50問程の質問内容があり、確か4段階くらいで答える内容だったと思う。
次回に結果をお伝えするとのことだった。

 

発達障害スクリーニングの結果

自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)
社会的スキルの問題 9/10
注意へのきりかえの問題 9/10
細部への注意の問題 3/10
コミュニケーション 8/10
想像力 7/10

合計36点(26点以上ならアスペルガー症候群が疑われる)

・ADHDの結果
A項目 6点
B項目 6点
こちらの項目はAとBで何を示しているかわからない。あまりスクリーニングの概要など説明してくれなかった。

1次検査の時点で、アスペルガー症候群は確定ですと言われた。
ADHDは傾向がありそうなので、詳細検査をおすすめしますとのこと。

細部への注意が3点で、他は驚くほど高得点だ。
ADHDの診療に伴って細部への注意が深まったこともあり、点数が低いだけかもしれない。
特に社会的スキルの問題は9点というのがショックだ。

発達障害スクリーニングの検査結果

血液検査の結果

ビタミン血が正常値ではあるが、少ない。
口内炎が良くできて中々治らない体質だが、ビタミンが足りていないためか?
健康上の問題はないとのことです。

今後の予定

1次検査結果を踏まえた、2次検査として、ADHDの詳細検査を推奨。
WAISはどうですかと聞いたところ、知能検査を測定するもので、三原さんは大学院卒だから問題ないのではとのこと。
また、保険が適用されないため、 1万8千円と2時間くらい時間が必要とのこと。

僕の住む県の発達障害センターではWAISを受けることができない。
一部の件では、数千円で受けることが可能らしい。
医師が推奨していないことと、金額が高額なので受けなくても良いかなっと思った。

ADHDは1件目の病院で診断が下りているため、詳細検査する必要はあるのか考えようと思った。
アスペルガー症候群(自閉症スペクトラム)について、診断が下りて納得できた。

 

・2件目の病院の発達障害の検査費用
発達障害の診断(スクリーニング) 1500円
WAIS 1万8千円
ADHDの詳細検査 5000円
アスペルガー(自閉症スペクトラム障害)の詳細検査 5000円

・一次検査までの費用
1回目の費用: 5970円
 2回目の診察費用: 1210円

合計 7180円

・診断結果のまとめ
1件目の病院では ADHD
2件目の病院では アスペルガー症候群>ADHD

ADHDの詳細検査をするか検討中です。おそらく自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)とADHDの併発だと思います。

自立支援医療を1件目の病院で申請していることもあって、2件目で検査を進めるのは金銭的な負担が大きいです。

また、アスペルガー症候群自体は、治療する手立てはないですともおっしゃっていた。
僕はうつ病など重大な二次障害を抱えていないため、病院自体ができることもないのかな、とも思っている。

ただ、今後のためを考えて、詳細検査をして苦手項目を抽出するのこともいいと思っています。
つまり、考え中。

 

発達障害の診断をセカンドピニオンする必要は?

僕は1件目の病院で発達障害(ADHD)と診断を受けました。僕のセカンドピニオンの理由は、別の発達障害も併発していないか知りたかったためです。

それ以外の理由でも、セカンドピニオンをする必要はあると思います。

例えば、
ある病院で自分がADHDなのかと思ったら否定された。
ASD(自閉スペクトラム)かと思ったら心理的な問題だと判定された。
LD(学習障害)、知的障害も同様です。

これらのように、そもそも発達障害だと診断を受けれなかった場合です

医師も人間なので、主観や自分の専門領域などそれぞれ持っています。

誤診とはいいませんが、発達障害者は一見すると何も問題がないように見えます。

今までの人生経験からカメレオンのように擬態する能力を身につけていることもあります。

発達障害の診断が下りれば福祉・給付制度を利用することができます。

発達障害の診断書があれば、学校や社会に特別な配慮をお願いしやすくなります。

精神保健福祉手帳・自立支援医療の申請は知的障害がなくても、ADHD単体や自閉スペクトラム(アスペルガー症候群)単体でも可能です。

 

発達障害の診断や診療に疑念がある人へ

なんだか納得できないと思った人は発達障害診断のセカンドピニオンをしても良いと思います。

発達障害者の手記を読むと、セカンドピニオン、サードピニオンをしてまで診断を望んでいる人もいました。

特に女性のアスペルガー症候群は研究が遅れているため、うつ病など二次障害に目を当てられてしまうこともあります。

レッテル貼りは無意味ですが診断名から書籍を探して知識を得るきっかけにもなります。

そして、自分の欠点や短所が性格や家庭環境に起因するものではなくて、発達障害、つまり脳の構造によるものだと判明するだけでも楽になることもあります。

 

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