ポリテクセンター(職業訓練校)とは。体験談を交えながらわかりやすく解説

こんにちは。三原たか です。

本業は機械設計エンジニアです。
ポリテクセンター(職業訓練校)でセミナーを受講したことがあります

セミナーの内容は3DCAD(機械製図)でした

今回は自分の体験談を交えながら、
ポリテクセンター(職業訓練校)がどんなとこだったか、
通ってみて何を感じたかを書きます

ポリテクセンター(職業訓練校)に行ってみようか悩んでいる方はご参考に

 

そもそもポリテクセンター(職業訓練校)とは

ポリテクセンターとは、
厚生労働省が管轄する訓練機関のことです

専門学校や大学のような、
教育機関とは成り立ちが異なります

主に職を探しているかたに向けて存在する学校です
その一方で在職者には高度なセミナーを実施していることもあります

上の写真は短期セミナーを受講して頂いた修了証です

ポリテクセンター(職業訓練校)で何を学べる

学べる内容は、
製造業、建設業が多いですが、
簿記、経理など事務系、
介護、保育士など福祉系もあります

ITのような新しいことも学べるの?

学べます。都内の職業訓練の一例を下記します

WEBクリエイター養成科
ゲーム・アプリ・Webクリエーター養成科
アプリ・WEB・システムエンジニア養成科
ITエンジニア就職科

参考:求職者支援訓練の案内

ポリテクセンター(職業訓練校)って落ちこぼれが行くところじゃないの?

まちがいです。
なぜなら私が通っていたからです。
というのは冗談です。

実践的な職業訓練を受けれる場所として、
企業の教育先に使われることもあります

女性の方も通っているの?

女性が7割と男性よりもはるかに多いです

参考:https://www.mhlw.go.jp/content/11801000/000362512.pdf

託児サービスがあるポリテクセンターもあるくらいです

ポリテクセンター(職業訓練校)で3DCADを学んだ体験談

私が受講したのはCAD(パソコンを使った製図作業)です

受講生は10人ほどでした。一人を除いて在職者でした。

ポリテクセンターに通う前は、
年季の入った工業高校のような古い施設だと思っていました

また講師も教科書通りの実践経験のないかたかと思っていました

実際は良い意味でイメージと違いました。

施設は新しくきれいでした。
講師は自動車設計の経験者で、
現役のCADコンサルタントでした

授業のレベルも高くついていくのが大変でした

この様な環境で3日間学ぶことができ、
実践的な内容は、
本業の仕事にも活かすことができました

ポリテクセンターのメリット

失業手当が延長

失職したあとに申請することで失業給付がもらえます

失業給付というのは失業手当とも言われ、
次の仕事が決まるまでお金が国からもらえます

期間は条件によりますが3ヶ月程度です

しかし、
ポリテクセンターに通っていると訓練終了まで延長されます

安心して職業訓練を受けることができます

受講手当がもらえる

1日500円の手当(合計2万円)がもらえます

教科書代にされる方が多いようです

通所手当(交通費)が支給される

交通費がもらえます。上限は42,500円/月です

ポリテクセンター(職業訓練校)のデメリット

選考面接があり必ず受講できるとは限らない

履歴書を作成して面接を受ける必要があります

基本的にポリテクセンターは定員割れしているため、
人気講座出なければ受講できます

講座の開催月が決まっている

訓練期間は6ヶ月程度です。

開催月が下記のように決まっています。

5月開講
8月開講
11月開講
2月開講

時期によってはすぐにスタートできないです

ポリテクセンター(職業訓練校)はこんな人におすすめ

ポリテクセンターは主に職を探している人向けの施設です

特に手に職をつけやすく、
資格取得に向けて勉強できることも特徴です

また金銭的な余裕がない人にもおすすめしたいです

失業給付の延長や、
交通費をもらいながら勉強できるからです

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