子供に発達障害が遺伝したときの精神状態と対処法「生きづらいと思ったら親子で発達障害でした」感想

親子で発達障害

こんにちは。三原たか です

大人になってから、
ADHDとASDとわかった発達障害者です

判明してから、
悩んでいることがあります。

もし自分のかたよりや、
生きづらさ(発達障害)が子供に遺伝したらどうすればいいのか。

同じように悩んでいる人はたくさんいるかと思います。

発達障害の特性によって悲しいことが大きい人ほど、悩む気持ちは強くなると思います。

正直に話しますと、僕は学生時代から人間関係が上手くいっていません。

空気の読めなさや衝動性から、多くの人に嫌われていました。

大学生くらいから少しだけましになりました。

それでも、ほとんどの時間を孤独に過ごしています。

もし家族ができて、もし子どもを授かっても、辛い思いをさせてしまうんじゃないかと考えてしまいます。

そんなふうに考えていたとき、

「生きづらいと思ったら親子で発達障害でした/モンズースー著」を読みました。

この本は、育児本でもありますが、子どもに障害が遺伝したこと、にも踏み込んでいます。

僕と同じように家族を持つことに悩んでる人に

「生きづらいと思ったら親子で発達障害でした」は参考になると思いました。

とても良い本なので紹介します。

 

のんきで前向き、なにかをやらかすことも多いようです。

2児の息子を設けて、どちらも発達障害の可能性を指摘されています。

アメブロで、日々の生活を漫画で描いてます。

本の概要

物語は、長男のそうすけ君の出産から始まります。

よその子と比較して、そうすけ君はかんしゃく持ちでかみ癖があります。

1歳半の検診のときに保健師さんから、支援センターを紹介されます。

そこで、そうすけ君に発達の遅れがあることを指摘されます。

そうすけ君の診察から、発達障害のことを知ったモンズースーさんは色々と調べます。

発達障害を調べるうちに、自分がその症状に多くあてまり、

もしかして「私は発達障害なのでは」と考えます。

診察した結果、ADHDでした。

そこから、自分の発達障害が遺伝したこと

長男の育て方、まわりととけこめないことなど悩みます。

次男の出産、療育施設の検討など様々な問題に直面します。

3歳になってそうすけ君が幼稚園に入学するまでの話しです。

感想

タイトルを見ると育児マンガなのかなっと思う人も多いと思います。

読んでみたら、発達障害の当事者の目線からみた子育ての話しでもありました。

この本のことは以前から知っていました。

しかし、僕は結婚をしてなく、子どもがいないので、読むのにためらいがありました。

読んで思ったことは、そんな理由で読まないのはもったいないくらい良い本でした。

子どもに発達障害が遺伝したときの精神状態

モンズースーさんは、長男を出産してから自分が発達障害だと知りました。
息子に自閉傾向があるのは自分のせいなのか、考えてしまいます。
もし自分が発達障害だと知っていたら、子どもを産んでいただろうかと悩むほどでした。

対処方法

発達障害者の子供に、発達障害が遺伝する説はあります。

ただし、調査結果にばらつきがあるため、真実はわかっていません。

例えば、アスパーガールの著者ルディ・シモン(アスペルガー症候群の女性)の娘には自閉傾向はありませんでした。
 
このように、必ず遺伝するわけではありません。
 
定型発達同士で子供を授かっても、発達障害であることもあります。
 

発達障害の遺伝は必ずではないし、誰かのせいではない、というのが現在の認識です。

納得することは難しいかもしれません。

それでも、知識として知っておけば、自分を責めることが減ると思います。

具体的な対処

もし、自分の子供が発達障害だった場合は、地域の相談機関や専門家に行くのが良いと思います。
 
モンズースーさんのケースも、まずは心理士のところに行きました。
 

地域支援センターにも行っています。

発語の遅れにはリハビリ士のもとで言語療法を行いました。

言語リハビリでは、そうすけ君とリハビリ士との相性も良いためか、すぐに言葉を覚えはじめました。
 
自分一人で解決しようとしないこと、いろんな医療関係者にあたってみることが大事だと思いました。

良かったところ

マンガで読みやすい

 マンガ形式になっています。

巻末のあとがき以外は全ページイラストがあります。

ADHDやLDの方で文章を読むことが苦手な人にもおススメできます。

大人になって発達障害だと気づいた人には共感しやすい

モンズースーさんは長男を出産してから発達障害だと診断を受けました。

それから、自分の人生を振り返ってみて

子どものときから、集団行動が苦手なこと

何を考えているかわからない宇宙人の不思議ちゃんキャラだったこと

大人になっても定形外の行動や物忘れが多いこと

見た目が普通だから怠けていると思われること など

社会に適応しにく人には共感できることが多いです。
 

僕も大人になってから発達障害だと診断を受けました。

同じように感じている人がいるんだな、と思いました。

母にたくさんの迷惑をかけていたことに気づく

僕は男性であるためか、育児の話しではモンズースーさんではなく、長男のそうすけ君に感情移入しました。

そうすけ君は医師からこのような見解をうけます。(P.150~151)

「この子は自分の世界を強く持っているね」

「この子には言葉で言っても届かないんですよ」

「自分の世界に住んでいるからね」

「周りが合せてあげるしかないね」

僕自身のことを言われているような気がしました。

自分のことを振り返ってみると、僕は「自分の世界に住んでいる」タイプです。

モンズースーさんが現在進行形で苦労しているように

僕の母も、僕を育ているときにとても苦労したんだと、改めて思いました。

子どもの療育先探しの体験談

モンズースーさんの住居は田舎であるため、当事者会がありません。

情報を集めるのにとても苦労されていました。

また、長男を幼稚園に入れるときに、普通学校か特別支援学校のどちらにするかも悩まれていました。

考えたすえに、特別支援学校の幼稚園に入園することに決めました。

同じように、子どもの療育先を探している人には、参考になることもあると思います。

注意点

ハウツー本ではなくてエッセイ

この本は、生きづらさ改善のハウツー本ではないです。

あくまでもエッセイマンガです。

医学的な知識を得たい人には不向きだと思います。

子育て本ではない

同様に、育児のハウツー本でもないです。

それでも参考になることは、とても多いと思います。

最後に

モンズースーさんは、子どもと共感できることがたくさんあったようです。

・目を合わせられない

・体の使い方が下手

・触られるのが苦手

・ひらめいたら即行動

・衝動性を抑えられない

 

同じ発達障害の傾向を持っているからこそ、わかることだと思います。

もし僕が誰かと子どもを授かることになって、もし発達障害であったら、

苦しかったり、感情的になってしまうこともあると思います。

その一方で、共感できることがたくさんあるはずです。

一緒に悩んだり解決できることもあると思いました。

もし、読んでいないかたはぜひご一読

つらそうなことばかり書きました。

けれど、モンズースーさんは悩みながらも前向きな姿勢を持っています。

読んだ僕も前向きになれました。

とってもおすすめです。 

 

注記:
僕は父親の役目は、女性が言いにくいこと(しつけや説教)を代わりにすることだと思っています。

嫌われ役なので、思ったとおりに行かないかもしれませんね。

 
注記:

子どもをつくることが前提で文章が書かれていますが、本意ではありません。

結婚すること、結婚して子供をつくることは自由だと思っています。

その中で工夫して、生きやすくして、ささやかでも楽しめば良いと思っています。

僕は、絶対に子どもが欲しいというわけではないです。

好きになった女性と決めることだと思っています。 

ただ、アラサーのためか、恋愛や結婚について考えることが最近多くなった気がします...
 

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