老後が不安でしかたがない!発達障害者が知っておくと損しないお金の制度と知識

こんにちは。三原たか です

大人の発達障害者です

将来のことを考えると、
不安になりますよね

定型発達の人でさえ、
老後が不安なのに、
発達障害を持っていたらなおさらですよね

老後のことが頭にちらついて、
日々の生活を豊かに送れない!

そんな不安を抱えやすい
ASD(自閉症)の人も多いと思います

この記事には、
老後の不安が少なくなるよう、
制度や支援、考えかた書かれています

ご参考ください

ポイント

➢老後のお金は2000万円もいらない
➢老後は介護保険をうける
➢障害者は相続税が安くなる
➢国がすすめる資産運用にチャレンジ
➢孤独の対策に結婚も

 

発達障害と老後資金。2000万円も不要な理由

老後資金には2000万円が必要というニュースが流れましたね

実際にはそんなに必要ありません。

2000万円の根拠ですが、
平均的な家計の収支の差が、
5万円あることからきてます

老後2000万円の根拠

5万円×12ヶ月=60万円

さらに30年間生きるとして
60万円×30年=1800万円

くわしくは、
年金問題2000万円とは。簡単な解説と発達障害者の視点で老後資金を用意する5つの解決策をご参考ください

30年間生きることが前提ですが、
人はそんなに生きないです

老後資金は平均寿命でみると1200万円

2000万円問題は、
老後30年間も生きることから来ています

実際の平均寿命は
約20年です

つまり1200万円程度ですみます

さらに人は健康でいられる期間は、
寿命よりもさらに短いです

健康を損ねたら、
介護保険で保護を受けれます

老後資金は健康寿命でみると600万円

平均寿命以外にも、
健康寿命も考慮すると、
さらに必要なお金が減ります

健康寿命とは、
健康問題で日常生活が制限されない寿命です

要は介護が必要としない寿命です

ざっくり、
老後の10年間です

平均寿命 定年後の期間 必要な資金
男性 72歳 7年 420万円
女性 75歳 10年 600万円

介護が必要になると、
介護保険によって支援が受けれます

つまり、
老後で純粋にお金が必要は10年間で、
約600万円あれば十分です

2000万円もいらない。
老後が不安でしかたがない人は、
少し心を楽にしてほしいです

しかし介護が必要になると、
お金がとてもかかるのでは?

と思われるかもしれません。
介護保険について解説しますね

介護が必要になると介護保険があるのでお金がかからない

介護保険とは

介護保険は2000年から施行された制度です
まだ20年くらいしか歴史がないため、
親世代ですと知らない人もいます

介護に発生するお金が、
1割になります

また支払額が一定以上こえたら、
返金される制度もありますよ

ざっくり言いますと、
毎月4万円以上は、
国が介護費用を払ってくれます

(残念ながら食費は保険適用外ですが)

介護が必要になったらデイサービスを受ける

介護保険がなかった昔は、
祖父の介護費用が3000万円!
なんて話がありました

現在は、
介護費の負担はかなり減っています

それでも、
老人ホームに入居しようとすると、
とても大きな負担がかかります

そこでデイサービスという、
最長で1日12時間入れる施設をつかうといいです

介護保険を使うと、
1日1000円程度で面倒を見てくれます

デイサービスは送迎サービスも、
ある場所もあります

体が動かなくなっても、
生活することができます

発達障害と老後資金のまとめ

健康寿命を考えると、
老後の時間は10年間です

10年間ですと、
2000万円も不要です

600万円ですみます

健康を損ねたら、
介護保険制度を利用し、
デイサービスを受けるとよいです

上限金額以上は、
国が全部払ってくれます

ほとんどお金がかかりません

親が死んだときのために発達障害者が知っておく支援制度

発達障害者が、
自分で生活することが難しいです

親と生活している発達障害者が、
ほとんどだと思います

親が死んでしまうと、
金銭的にも、精神的にも、
困りきってしまいます

事前に制度を知ってくとよいです

障害者扶養共済制度

保護者が毎月掛け金を払うことで、
もし死んだときに、
障害者に年金が支給される制度があります

厚生労働省の、
障害者扶養(ふよう)共済制度です

この共済制度の特徴は、
親が死んだあとに、
一生涯にわたり、
年金がもらえることです

死亡したときから、
支給が始まるので、
もしものときから対応できますね

くわしくは>>厚生労働省 障害者扶養共済制度の紹介

発達障害と相続税の節税

障害者手帳を持っていると、
相続税が減税されます

軽減額は、
(85歳-現在の年齢) × 10万円

現在40歳なら、
450万円の減税を受けれます

資産を引き継ぐときは、
覚えておくとよいです

発達障害と贈与税の節税

重度の障害と判断を受けた場合だけですが、
贈与税が節税できます

3000万円まで非課税になります

発達障害者は重度の障害だと、
判断を受けにくいので、
贈与税の適用は難しいかもしれません

老後とホームヘルパー(障害者総合支援法)

介護保険以外にも、
生活のヘルプ制度はあります

発達障害者は、
障害者総合支援法によってホームヘルプをうけれます。

食事の準備や、洗濯や掃除の支援です。

公的機関のサイトに詳しい申請方法が書かれています。
>>>支給決定・サービス利用までの流れ(介護給付の場合)

発達障害と老後の生活保護

老後は年金をもらいながらも、
生活保護を受けることができます

下の図で示すように、
生活最低費を下回ると、
お金がもらえます

さらに障害者は、
生活保護を受ける際に、
2万円ほど増額します

最低生活費

老後と支援制度のまとめ

まとめると、
介護保険、生活保護や、
各種節税で
思ったよりもお金がかからない

もしくは、
お金がもらえるということです

各種保護制度を利用することは大切です

自分でお金を用意できるように、
国が支援している
資産運用の制度も知っておくと、
さらに安心になれます

発達障害が老後資金をつくるための資産運用

資産運用ってうさんくさい言葉ですよね

私も正直苦手です

しかし国は、
老後資金の用意に、
資産運用を推奨しています

日本では資産運用は根付いてませんが、
アメリカでは日本の3倍以上の割合で、
資産を運用しています

そのため、
老後資金をつくるために、
資産運用は大事な要素だと思います

資産運用とは

資産運用は、
お金を株式や純金、
不動産(土地や建物)、
国債などに変換することです

変換すると、
日本円よりも、
価値が上昇するため、
お金が増えていくということです

例えば、
お金をアンティーク品に、
変換します

長い年月を所有すると、
価値が上がってきますよね

それを売買して
利益をだすのも、
資産運用とも言えます

くわしくは、
個人の資産運用とは|低収入のぼくに合う始め方にまとめています

あわせてご参考ください

資産運用の3つのおすすめ

資産運用で、
アンティーク品をとりあつかうのは、
難しいです

そこで、
ほとんどの人は、
投資信託(株式の集合)
を使っています

それを踏まえて3つのおすすめを紹介します

ポイント投資

お店で物を買ったときについてくるポイントがありますね

ポイントで、
資産運用することができます

有名なのは👇の3つです

・楽天ポイント投資
・Tポイント投資
・LINEpay投資

私は、
楽天証券で口座を開き、
楽天ポイント、
ポイント投資しています

Tポイントで、
ポイント投資をしたいかたは、
SBI証券を解説すると良いです

つみたてNISA

つみたてNISAは、
資産運用の大本命です

国が主導する政策で、
資産運用の利益が非課税になります

(資産運用の利益は、
給与と同じで扱いです

本来なら20%の課税がかかりますが、
NISAなら非課税です)

くわしくは、
つみたてNISAとは|運用男子が1からメリットデメリットをまとめましたにまとめています

あわせてご参考ください

確定拠出年金

確定拠出年金とは、
給与を非課税で貯蓄できる口座です

さらに、
口座内で資産運用して、
増えたお金には税金がかかりません

会社員で、
確定拠出年金に入られているかたは、
資産運用を試してみるといいですよ

くわしくは、
私が企業型の確定拠出年金で元本確保以外を選んだ理由(第一生命)をお読みください

デメリットは、
60歳まで、
口座からお金を引き落とせないことです

デメリットゆえに、
使うことが難しい制度ですが、

障害手帳2級以上なら、
60歳以下でも引き落とせます

くわしくは、
精神手帳の1・2級者は確定拠出年金の障害給付金で5万円を得しよう!をお読みください

老後と結婚

実家で暮らせない方は、
結婚するのが、
収入増加し、
非課税制度などあり、
メリットが大きいと思います

結婚を、
メリット、デメリットで、
考えることはないと思いますが

発達障害者が、
楽に生きるために、
つながるとも思います

恋愛ベタな男性は、
アスペルガーの男性におすすめしたい恋愛の本2選をご参考に

老後を迎える結婚のための異性との出会い

結婚するには、
まずは出会わなくてはいけませんね

ナンパや合コンが苦手なかたは、
街コン(婚活パーティ)がいいです

良い異性と巡り合うポイントですが、
私が参加した経験から、

ハイスペ男子は、
仕事のため都市部にあつまる傾向があります

また多くの女子は、
接客業をしているため、
平日が休みであることが多いです

街コン戦略のまとめ

男性は
・地方に行く
・平日の婚活パーティに参加する

女性はその反対で
・都市部のパーティに行く
・休日のパーティに参加する

他の出会い方については、
恋愛したい!出会い方がわからない!発達障害者の方へ無理しない3つの方法がありますにまとめています

あわせてご参考ください

婚活のための身だしなみ

男性向けですが、
身だしなみの整え方を👇にまとめています
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臭い!おかしな人?と思われないための男性の体臭とふけの対策・グッズ紹介

【メンズの洋服の選び方】最低限のルールと本の紹介。アスペルガーの身だしなみの工夫

まとめ

ポイント

➢老後のお金は2000万円もいらない
→健康寿命から600万円

➢老後は介護保険をうける
→デイサービスで一日面倒を見てもらえる
→介護保険で1回1000円くらい
→ほとんどお金がかからない

➢障害者は相続税が安くなる
→数百万円が軽減される

➢国がすすめる資産運用にチャレンジ
→苦手でも覚えておくとお金になる
→ポイント投資がやりやすい

➢孤独の対策に結婚も
→ナンパや合コンが苦手な人は婚活パーティから

発達障害者は、
困難の連続だと思います

生きているだけで、
大変なのに、
老後のことまで考えるのは、
つらいですよね

色んな制度を利用して、
少しでも楽に生きると良いと思います




私のように働くのが怖い発達障害者へ
社会に定着しやすくなる!

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支援制度を解説

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