
発達障害者は、
障害者手帳をもらえます
受給される障害者手帳は、
「精神障害福祉手帳」です
精神障害福祉手帳の、
申請の方法、
注意点、
メリット・デメリットを、
まとめました
☞診断書
☞印鑑
☞交付申請書
☞マイナンバーカード
☞顔写真(縦4cm×横3cm)1枚
発達障害の手帳の申請方法
①初診日から6か月目で申請可能
②障害者支援課に診断書の様式をもらう
③医師に診断書を渡し記入してもらう
④診断書を障害者支援課に提出
⑤提出するさいに交付申請書を作成
自治体によっては、
診断書の様式を、
HPからダウンロードできます
障害者支援課は、
地域によっては、
障害福祉課など名称が異なります
多くの場合、
窓口は市役所内にあります
申請の注意点
初診日とは、
発達障害について、
初めて医師の診療を受けた日です
例えば、
別の病院で、
診断書を作成することになっても、
制約期間はリセットされません
病院の医師が診断書を書いてくれない場合
注意点は、
「精神障害福祉手帳」は、
知的障害がなくても発行できます
アスペルガー単体、
ADHD単体でもです
(発達障害コミュニケーション初級指導者テキストより)
SNSで医師が、
診断書を書いてくれない
というケースを聞いたことがあります
(発達障害は、
外観に表れないです
そのため軽い症状と、
見られるのかなと、
思います)
手帳には、
金銭的なメリットがあります
(後述)
少しでも生活を楽にするため、
再度相談することを、
おすすめします
診断書を、
書いてくれないようであれば、
セカンドピニオンを、
考えてもよいかと思います
もし病院を探すなら、
大人の発達障害の病院の探し方と情報サイトの紹介をご参考ください
医師が診断書を了承したがなかなか書いてくれない場合
私のときは、
診断書を依頼して、
1ヶ月しても書いて頂けませんでした
先生がお忙しいようです……
診断書を書いてもらう対処法
☞電話してお願いする
☞診断書を自分で書く(下書き)
まずは電話してお願いしました
それでも、
なかなか書いてくれませんでした
診断書をコピーして、
書けるところを、
自分で書いて渡しました
その結果、
1週間ほどで、
書いて頂けました
診断書の様式を見ると、
「現在の病状」、
「生活能力の状態」など、
本人にしかわからないこともあります
ある程度は穴埋めして渡すと、
親切なのかとも思います
障害年金の申請のためコピーしておこう
障害者手帳の申請が終わりましたら、
障害年金の申請があります
障害年金の申請は、
初診日から1年半後です
再び申請書類を作成するとき、
参考になります
市役所に提出する前に、
コピーをとっておくと良いです
自立支援医療の診断書も同様です
(自立支援医療とは、
診療費と薬代の支援制度です
参考:自立支援医療申請の実例)
手帳の等級は交付されるまでわからない
障害者手帳には、
等級があります
数字が少ないほど、
生活に困難があると、
判断されます
判断の程度を、
☟に示します
1級…日常生活を、
すませることが不能2級…日常生活に著しい制限を受ける
または日常生活に、
著しい制限を、
加える必要がある3級…日常生活、
もしくは社会生活に
制限を受けるまたは日常生活、
もしくは社会生活に、
制限を加える必要がある
障害等級は、
県の審査で決定されます
手帳の等級は、
交付されてはじめてわかります
ちなみに、
私は3級です
医師の診断書では、
2級に相当する項目に丸がついてましたが…
(正社員として、
クローズ就労してるため
3級と判断された、
かもしれません)
精神障害福祉手帳のメリット
障害者手帳のメリットは、
金銭的な支援と、
就労支援を受けれることです
お金の支援がうけれる

減税制度があります
映画館や、
バスなど、
割引されます
金銭的な理由で、
引きこもりがちなかたも、
外に出やすくなるかと思います
就労支援が受けれる

障害者のかたは、
就労支援を受けることができます
例えば、
就労移行支援では、
一般企業等での、
就労が困難な人に、
働く場が提供されます
福祉サービスを利用するために、
手帳が絶対に必要ということは、
ありません
しかし、
診断書の提出、
障害者支援課での、
説明を考えると
手帳は、
持ってたほうが良いです
また失業手当期間の延長や、
無利子でお金を借りることも、
できます
くわしくは、
発達障害の手帳を取得するか悩んでいる人に伝えたい3つのメリットにまとめています
あわせてご参考ください
デメリットは特にない
障害者手帳を持つことの、
デメリットはありません
もし不要なら、
返還することもできます
周囲にばれることはない
私はクローズ就労
(障害を公表しない)
をしています
社内で知られていません
注意すべきことは、
年末調整のときに、
障害者控除の項目に、
丸しないことです
丸すると、
所得税と住民税の、
控除(減税)がうけれます
しかし、
社内で知られてしまいます
自分で確定申告し、
還付申請するとばれません
還付申請については、
e-Taxによる障害者控除の還付申請(確定申告)の方法にまとめています
あわせてご参考ください
関連記事
支援全般は、
大人の発達障害の支援と医療サービスの一覧。手続きと窓口にまとめています
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