
こんにちは。三原たか です
ADHDと、
ASD(自閉症・アスペルガー)の、
発達障害者です

手帳を取得する意味があるのか、
悩んでいる人もいると思います。
僕は絶対に手帳の取得をすすめます。
なぜなら、金銭的に大きなメリットが3つもあるからです。
(各公共機関の割引については、
精神障害者保健福祉手帳で受けられるサービス全国版というサイトが参考になります)
失業手当が3倍に延長

失業保険(失業手当や失業給付ともいう)は、退職してから一定の期間にもらえる手当です。
一般なら給付期間は90日間ですが、
障害者手帳を持っていれば300日に延長されます。
約3倍です。
就職困難者あつかいとなるためです。
あまり知られてませんが、
失業手当はアルバイトやパートでも支給されます。
☞週20時間以上の勤務
上の条件を満たしているなら、
雇用保険に加入しているはずです。
人の心はそんなに強くないです。
もし心を壊しても、
立ち直るための時間が多く取れます。
逃げ道を確保したほうが、
安心して働くことができると思います。
無利子でお金を借りれる
障害者手帳を持っていれば、
生活をサポートするお金を用意することができます。
大人になってから発達障害だとわかった人の中で、
→転職を考えたい!
→生活を立て直したい!
→(事情があって実家は頼れない)
→けれど、お金がない!
そんな人はいると思います。
生活福祉資金の貸付制度があります。 pic.twitter.com/OImSs0OCIQ— 三原たか (@MIHRA_Taka) 2017年12月21日
各自治体の福祉協議会から、
お金を無利子で借りることができます。
→50万円
☞技能を取得する資金
→1年なら220万円 までOK
福祉資金を借りる条件は、
低所得者と障害者であることです。
障害福祉の手帳を持っていれば、
資格はあります。
人生を立ちなおしたり、
嫌なことをさけるための資金になります。
愛媛県の資料は、
イラストがあってわかりやすいです。
PDFのリンクをはっておきます。
ご参考に。
http://www.ainan-shakyo.or.jp/pdf/seikatuhukushi.pdf
会社にばれずに数万円の減税
障害者手帳を持っていると、
所得税と住民税のコストカットができます。
年収200万~300万なら、
2~4万円は返金されます。
年収が125万円以下なら課税されません。
☞1月ごろから配布される確定申告用紙で還付申請
☞口座に振り込まれる😋
また、市役所の課税課で以下のことを確認しました。
障害手帳の減税について 続き
👉申告は5年以内でよい(急ぐ必要はない)
👉市役所で相談会もある
👉国税庁HPで作成し、印刷して郵送でもOKhttps://t.co/8CerfKETZN pic.twitter.com/zHPSm2LRdV— 三原たか (@MIHRA_Taka) 2018年1月9日
数万円の返金は大きいです。
10年も申請すれば、2~30万円の利益になります。
申請のしかたは、
【平成30年度版】e-Taxによる障害者控除の還付申請(確定申告)の方法をお読みください。
その他のメリット
千葉県の話しだけかもしれませんが、
☞医療費が0.5割り負担
また、千葉県では診断書の作成費は5000円まで助成されます。
預貯金の利子が、
非課税となるマル優制度があります
マル優制度については、
障害者手帳のマル優制度とは|制度説明と個人向け国債の購入をお読みください
誤解されておりますが、
知的障害のないアスペルガー単独でも障害者手帳は取得することができます。
取得しても、隠しておけば知られることはありません。
まとめ
②生活福祉資金の貸付制度を使える
③所得税と住民税のコストカット
☞数万円以上のメリットあり
☞デメリットはない
☞悩んでいるなら取得するべき
手帳の申請方法は、
発達障害の障害者手帳の申請方法と注意点。診断書を書いてもらえないときの対処法にまとめています
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福祉支援については、
大人の発達障害の支援と医療サービスの一覧。手続きと窓口にまとめています
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