
こんにちは。三原たか です。
私は自炊料理ができなかった
発達障害者(ADHD、自閉症)です
一人暮らしをしており、
今まで自炊に2回失敗しました
私には自炊料理は無理かと思い、
一時期はあきらめて弁当などを、
多用してました
しかし、
3度目の正直で自炊料理が、
できるようになりました
実際のところ、
発達障害者には料理は難しいです
障害者研究の論文でも、
言及されているくらいです
もしやろうとして、
私のように挫折してしまったなら、
しょうがないことです
やろうとしたことだけでも、
すごい!ことだと思います
本記事では、
発達障害者はなぜ料理できないか、
私なりに考えた対策、
料理ができるようになった工夫
をまとめました
発達障害者はなぜ料理ができない? できないのはしょうがない
研究論文でも、
発達障害者は料理が困難であることが、
発表されてます
だから料理ができないのは、
しょうがないです
ある論文では次のように書かれてます
料理は、
材料を刻んだり、
分量を量ったりといった、
高度な技術が必要
<中略>
このため障害者が
援助者の手がかりなしで、
一人で様々な料理
を行うことは
非常に困難である
参考:(PDF)発達障害者における料理指導料理カードと教示ビデオを用いた指導プログラムの効果
それでも、
料理できないことで、
自分を責めてしまう、
発達障害者は多いと思います
特に女性のかたは、
社会的なバイアスがあり、
悩むことも多いと思います
自己肯定感を下げたり、
大きなプレッシャーを感じている
そんなかたは、
たくさんいると思います
料理するための複雑な手順は難しい
料理って、
手順が複雑なんですよ
焼きそば一つ作るだけでも、
👇のような大量の手順が必要です

18項目もあり、
ウワってなりますよね
料理は、
マルチタスクや、
先を考えて作業する必要があり、
難しいですよね
そもそも体調不良で料理や準備が難しい
僕もそうですが、
発達障害者のかたは、
疲れやすいです
日々の生活を維持するだけで、
苦労します
日々の疲れから、
スーパーで具材の準備や、
メニューを考えるのは、
とてもたいへんです
だから
疲れやすい発達障害者が、
料理をするのは難しくて、
当然です
できなくても、
自分を責める必要は、
ないと思います
それでも、
できればなと思う方向けに、
発達障害者の特徴から、
工夫を3つあげます
料理できない発達障害3つの工夫
研究論文では、
自閉症の方たちに、
臨床試験を行いました
その結果から考えて、
3点を抑えると、
料理スキルを習得効率が、
高くなると思われます
①レシピ本を見て料理
②動画を見て理解
③料理教室ではなく家で練習
スマホやタブレットでやり方・レシピを逐次確認しよう

作業ごとに、
カードやビデオを見ると、
作業の理解が高まったそうです
僕たちが料理するときは、
スマホに、
レシピ本をダウンロードしたり、
料理YouTubeを見ながら行うと、
いいです
実際私も、
スマホを見ながら料理しています
料理教室ではなく家で練習しよう
検証した結果、
訪問型と料理教室型の、
指導では
訪問型のほうが、
後々に家庭で料理するようになる
と結果がでてました
作ったものを、
家族に食べてもらえること、
日常場面で作業することが、
料理の取得につながるそうです
つまり、
料理教室に行くよりも、
訪問型の指導教室や、
両親や兄弟などご家族を、
家に呼んで料理を学んだり、
料理本を購入して、
自分で試してみる
ほうが効率が良い傾向があります
3つの工夫を踏まえたうえで、
料理ができない対策をお話しします
料理できない発達障害者の3つの対策
無理に頑張らず、
料理を少しでも楽にする対策です
①買い物メモ本で楽をする
②自動家電で楽をする
③夕食・食材宅配で楽をする
①買い物メモ本で考えてもらおう
料理って、
準備段階から手間ひまかかりますよね
献立や具材の量、
を考えることは、
大変ですよね
そんな悩みは、
「あなたに代わって献立決めときました! 毎日の晩ごはんBOOK」でパッと解決できます
この本とてもいいですよ!
👇のように、
一週間分の買い物メモと、
料理の献立が、
書かれています

買い物メモの通り、
買い物をし、
レシピの通りにつくると、
👇にようになります
煮こみハンバーク、
ほうれん草のシーザーサラダ、
ブロッコリーのマッシュポテト
牛肉と厚揚げのカレー炒め、
シーフード豆苗サラダ、
かぶとベーコンのみそ汁
レシピはどれもおいしく、
あまり時間がかからないです
(ハンバーグのように、
少し手間かかる料理もありますが)
この本を読むと、
献立や買い物を、
考える手間がスパッとなくなりますよ
くわしくは、
【家庭料理の初心者向けの本】「あなたに代わって献立決めときました! 毎日の晩ごはんBOOK Vol.2」を読んで楽に料理ができるようになりましたでも紹介しています
あわせてご参考ください
準備以外も、
実際の料理作業も、
楽にしたいですよね
便利家電を使うといいです
②便利家電で楽をしよう
ホットクックで鍋料理を楽に
料理の手間が
ガッツリ減る家電の紹介です
ホットクックとは、
ほったらかしの、
自動で調理してくれるナベです
炊飯器のように、
中に釜がはいっています
材料と調味料を、
釜の中にいれて、
スイッチをおせば、
できあがります
釜の内部には、
まぜるためのツメがあり、
味がよくなじみます
👇は豚バラ大根を、
作ったときの写真です


ほとんどの鍋料理や、
煮込み料理を自動で作ってくれます
ナベ料理って、
火をつけておけば、
いいだけだから、
いらないでしょ!
と私は思ってました
ところが実際使ってみると、
火や加熱加減を、
見る必要がなく、
料理の手間が
ガッツリ減りました
マルチタスクが苦手な、
私のようなADHDには、
ぜひ検討してみて欲しいです
くわしい使用レポは、
ホットクックの感想。料理できない一人暮らしADHD男性の私がおすすめしたい理由にまとめています
あわせてご参考ください
食洗器で楽をしよう
料理するのはいいのですが、
その後の食器洗いが、
おっくうですよね
毎日10、20分程度、
かもしれませんが、
楽になるのに、
越したことはないです
購入する前は、
別にいらないでしょ!
と思いましたが、
実際に使うと、
スポンジを
手に取ることがなくなり
キッチンに立つ時間が
大幅に減りました
実際の洗浄能力や、
導入の注意点は、
(口コミ)ADHDの洗い物がたまる悩みを【食器洗い機】で解決!にまとめています
あわせてご参考ください
③夕食・食材宅配で楽をしよう
いきなり毎日料理するのは、
とても難しいです
挫折してしまう可能性があります
負担軽減のため、
週の何日かは、
夕食・食材宅配を、
使ってみると良いです

自炊料理の苦労は、
食材の買い出しですね
毎日食材を届けてもらえば、
負担はかなり減ります
また食材は、
カット済みや味付け済みであり、
料理がとても簡単になります
チキン南蛮と野菜スープ
また、
弁当の配送サービスもあります
具材のカット、
調味料の分量調整、
などが負担になるかたは、
まずは夕食・食材宅配が、
よいかと思います
具体的なサービスは、
関東圏だけですが、
生協のコープデリが使いやすいです
他の地域ではヨシケイもあります
サービス使用レポは、
(夕食・食材宅配の使用レポ)自炊がつらい発達障害者の悩みをここで解決!(3社比較)にまとめています
あわせてご参考ください
まとめ
発達障害者が料理できないのは、
しょうがないことです
対策が研究され、
論文発表されているくらいなのですから
だから、
家事ができない自分を、
あまり責めないように
(特に女性のかたは)
そのうえで、
対策と工夫を👇にまとめます
②動画を見ながら作業
③日常場面で練習する
②便利家電で楽をする
③夕食・食材宅配で楽をする
紹介した買い物メモ本は、
5日間の構成のため、
いきなり取り組むのは、
難しいかもしれません
そんなかたは、
食材キットを、
宅配してもらうことから、
始めてもよいと思います
作業しながら、
便利家電をそろえる
最終的に、
料理が続くようになれば、
それでいいと思います
応援してますよ!
関連記事
発達障害者の生活対策は、
大人ADHD・ASD の僕がやっている一人暮らしの20の工夫と対策グッズ紹介にもまとめてます
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