書店・本屋アルバイト/実際どうなの/評判と仕事内容


どうも。三原たかです。

大学3年生から4年生にかけて約2年間にわたり本屋でアルバイトをしていました。

そのとき僕は愛知県の大学に通っており、工学を学んでいました。

昔のことを振り返りながら本屋でのアルバイトに興味がある人向けに情報と体験談をまとめました。

僕は本が好きという理由で、書店でアルバイトをしました。

おそらく本屋をバイト先に考えているのは、僕と同じよう本が好きなのかな、と思います。

もちろん興味がなくても小売業として働けます。

仕事内容、メリット、デメリット、思い出をまとめましたのでご参考に!

はじめに

僕の働いていた書店は精文館書店のとある支店です。

精文館書店は本店が豊橋駅の近くにあり、中部地方のみならず関東地方にも出店している大型のチェーン書店です。

勤務先の支店は、レンタルCD・DVDを取り扱うTSUTAYAとくっついていました。

24時間、年中無休で営業していました。

仕事内容

レジ

仕事の中心となるのはレジ打ちでした。

お客さんが持ってきた書籍や文具をレジに通して金銭処理をします。

金銭処理は、単純な現金からクレジットカード、返品処理、と一通りあります。

もっとも多いのは、現金の処理です。

働いていた支店では、
レジに自動釣銭機がついていなかったため、目で見てお金を確認する必要がありました。

レジの合間の作業

レジが忙しくてヘルプを呼ぶときがありますが、夜の7時以降になると隙間時間ができます。

レジの隙間時間には以下の仕事をやりました。

ブックカバーの作成

精文館書店のロゴが入ったブックカバー用紙を、文庫サイズ、新書サイズ、各種サイズに折りました。

事前にサイズごとに折って準備しておくと、ブックカバーをかけるときに短時間で済みます。

文具に値札シール貼り

ラベラーをつかって、文房具に値札シールを貼りました。

シュリンク作業

マンガやゲームの攻略本は立ち読み防止のため透明なビニールで包まれています。

ビニールで包む作業をシュリンク作業といいます。

専用の装置があるので、装置に本を入れれば自動的にシュリンクがかかります。

その他の特別な対応

本の検索

お客から店内に指定の本がないか聞かれるときがあります。

そのときは、パソコンで店内にあるか検索します。

ある場合は、本棚に行き取り出してお客に渡します。

他店舗にある場合は、発送依頼をして取り寄せます。

他店舗にない場合は、出版社から取り寄せになりますが、1週間以上かかるため、たいていはお客に断られます。

(だってアマゾンがあるじゃない)

本の発注・予約

新刊の予約や定期購読を申し込まれた際に行います。

また、カレンダーの予約にも対応してました。

返品処理 バックヤード

レジで立ってやる仕事以外に、バックヤードで行う仕事もあります。

返品作業

売れ残った本を出版社(正式には仲介業者)に返品する作業です。

返品する本のバーコードを機械で読み取り、ダンボールの中にどんどん詰めていきます。

一冊一冊は軽いのですが、ダンボール一杯になると重いです。

ダンボールの移動に力が必要なため、男性がやることが多いです。

お客さんが少なくなる時間帯にやることが多く、夜の9時以降やっていました。

ポップ作成

本を紹介するポップ用紙自体は、他の方(おそらく本社勤務の人)が作っています。

それらコピーしたものが配送され、各店舗ごとにラミネートフィルム加工をしました。

床の掃除・棚の確認

夜の10時以降の仕事でしたが、
棚のモップがけ、陳列されている本が崩れていないか棚の確認作業がありました。

本の陳列作業は完全に正社員の仕事でした。

コミックや雑誌、小説など分野ごとに担当が決まっています。

分野ごとに入荷される曜日が違うため、正社員はその曜日を避けるように定休日が決められています。

そのため、小説からコミックに担当が変わった社員は休日が火曜日から木曜日に変更になるようなケースもありました。

(曜日については記憶が薄いので恐らく違います。例え話だと思ってください)

時給について

僕が働いていたときは時給730円でした。びっくりするぐらい低いですね。

現在(2017年9月18日)の精文館のアルバイトの求人を見ると850円でした。

愛知県の小売業の最低時給が847円です。僕が学生だったときは700円台でした。

ここ最近になって最低賃金が向上しています。

精文館以外では
千葉県のくまざわ書店 880円
大阪の天牛境書店 909円
広島のフタバ書店 830円

本屋は利益が上がりづらいので、居酒屋などの時給と比較して安いです。

私は短期間ですがスシローや、コンビニ弁当を作る工場でアルバイトをしていた経験があります。

それらと比較すると、わりとゆるいアルバイトです。

求人募集はどこで探す

私は近くの精文館書店に行き店員にアルバイトを募集していませんかと、聞きました。

店長に確認しますと言われ連絡先を伝え、後日電話がかかってきました。

駅などで配布されているタウンワークで募集している場合もあります。

インターネットで検索してもいくつかでてきます。

自分の住んでいる ○○県 + 本屋アルバイト
で検索して見て下さい。

面接で聞かれる志望動機

正直言いますと、面接のときに動機は何も聞かれませんでした。

ただ、事前に用意しておくとスムーズに返答できて良いと思います。

例えば、
・いつも利用していてアルバイトをしてみたいです。
・高校生のとき参考書を買ってお世話になって気になっていました。
・本が好きなので書店でアルバイトしたいです。
など、変にかしこまらずに正直いうと良いと思います。
(就職活動の面接とアルバイトの面接は違うので)

面接で聞かれること

長期休暇、特に正月は出勤できるか聞かれました。

人間関係は? 友達、異性との出会いは?

人間関係は基本的には良好です。

レジで並んで作業すると会話する機会があったりします。

僕がバイトしていたときは、同世代の人が4人いました。

4人でサイゼリアに行ったこともあります。

異性との出会いを期待してアルバイトする人もいると思いますので実情を書きますね。

男女比は圧倒的に女性が多かったです。

正社員、アルバイトともに2:8くらいで女性が多いです。

ただし、アルバイトの時間帯を夜の9時以降にすると、女性の割合が下がります。

私は、女性と話すのが苦手なので男性陣が多い時間帯の方が働きやすかったです。

ブックカバー作成、シュリンク作業など常に作業しています

いつも会話しなければいけない、ということではないです。

正社員の人で趣味が合う人とは博物館に一緒に行きました。

他の人も趣味が合う人同士で出かけている人もいました。

性格が極端に悪い人はいなかったです。

シフト・ポジションの希望

要望は聞き入れてくれました。

私は平日の夜7時~10時、土曜日の夕方5時~9時まで勤務していました。

仕事内容はみんな同じなので、ポジションの選択はないです。

服装について

面接のときも勤務のときも服装は私服で行きました。

勤務中は前掛け(エプロン)をします。

明るく髪を染めているバンドマンがいましたが、特に注意は受けてなかったです。

女性の方で、
目立つマニキュアを塗っていた方もいました。

飲食店ではないので、髪型や爪、装飾品、服装には厳しくないです。

立ち仕事なので、疲れにくい靴を履くといいですよ。

本屋の良かったところ

スシローや、
コンビニ弁当を作る工場でアルバイトをしていた経験があります。

それらと比較すると、
臨機応変に対応しなくてはいけないこと、スピード感が求められることは少ないです。

レジに人が並び始めると、ヘルプを呼んで解決できます。

時給は、他の飲食店と比較して安いですが、その代わりに体力的に楽です。

僕は本が好きだったので本屋でアルバイトをしました。

そのためか、すし屋のバイトよりも楽しくやれました。

特典について

・本が一割引き

正社員はもちろんアルバイトも本と文具が一割引きで購入できました。

・雑誌のおまけ(見本)がもらえる

見本で開封された雑誌のおまけ(ポーチなど女性もの)は、店長に言えば貰えることがあったらしい。

ただし見本なので手垢にまみれて汚れている。

悪かったところ

繰り返しになりますが、時給が安いことですね。

レジの返金作業などややこしい作業は覚えるのが大変でした。

また、レジが自動化されていないので違算(帳簿とレジ内のお金が合わないこと)が発生することもありました。

違算がある金額以上になると、社員の方は始末書を書かされると話しを聞いたことがあります。

アルバイトの人が直接責任を取らされることはなかったです。

働いていた人たち

このような人たちも働いていました。

→フリーター、主婦、会社員(副業)、教員志望(空きがでるまでのつなぎ)、退社して就職活動中の人

学生以外のかたも沢山いました。

年齢に関係なく働きやすい職場です。

古本屋との比較(口コミ)

友人にブックオフでアルバイトしていた人がいたので比較します。

・時給はブックオフの方が若干良いです。

・ブックオフは中古買い取りなどの仕事もある

・ブックオフは品出しもある。

返品作業はないですが、
ブックオフの方が覚えることが多そうです。

バイトの正社員化について

そのままアルバイトから自動的に正社員になったという話しは聞きませんでした。

ただ、アルバイト経験は就職活動に活かせると思います。

本屋の正社員について(口コミ)

本屋の正社員は正直言ってあまり待遇がよくないように思えました。

アルバイトの立場では直接関係しませんが、感じたことを書きます。

・週2回の休みが連続ではない

正社員は、分野(小説、コミック、雑誌など)ごとに担当が決まっています。

担当日が土日なら出勤しなければなりません。

週2回の休みが連続ではない人が多い(全員?)。

・接客業のため大型連休が取れない

・残業が多い

本の品出しは時間がかかります。

残業が多く、月の残業制限を超えそうな人はタイムカードを切ってサービス残業としてやっていた人もいました。

・自分が担当する業種の売上レポートの提出

月に一度、本部にレポートの提出していました。

売上の傾向や、向上させるにはどうすればよいか、報告するらしいです。

勤務時間内にはレポートを書く時間がないので、自宅や勤務後に残って書いていました。

私の失敗談

最後に私の失敗談を書きます。

レジの作業の話しです。

つり銭として千円を返すところを、間違えて1万円札で返してしまったことがありました。

違算が9千円です。

バイト料から引かれることはありませんでしたが、店長から注意を受けました。

それでもバイトは続けられました。

重たい荷物を運んだり、
飲食店のように過剰なスピード感が求めらえることはありません。

(ときどき忙しい日がありますが……)

本が好き、
文房具に興味がある、
近くの書店でバイト募集しているなど、
興味がある人はぜひやってみるといいですよ。

時給とアルバイト選びについて

本屋のアルバイトの問題は時給が低いことです。

私は大学院に進学した際に、研究するための時間を増やしたかったため、時給が高い家庭教師に切り替えました。

家庭教師の時給は1800円で、本屋の時給の2倍以上です。

つまり、半分の労働時間で同じ対価がありました。

本屋のアルバイトはおススメですが、
給与面だけは事前に考えておいたほうが、
アルバイトを始めてからの悩みが減るかと思います。

本屋さんの変わった人たち

書店には変わった人がいました。

・二人きりになると下ネタをぶちこんでくる自衛隊上がりのスキンヘッド

初めての会話が「俺はア○○○ッ○スを○ッ○スと認めない」 → (ー_ー)どう反応しろと

・ゴーイングマイウェイに生きる書店員

スカートを一度も買ったことがないという。僕も買ったことがないです。

妹の結婚式のためにスカートを買うべきか悩んでました。

(結局、式場でレンタルしたようです)

面白い人だと思って、
目黒の寄生虫博物館に一緒に行きました(謎なチョイス)。

・美大生のサブカル女子

・ニコニコ動画にアップする大学生バンドマン

こうばしい香りがする楽しい人が多かったです。

ただ、今はこの人たちとは交流がありません。

愛知県にいたのは大学・大学院に通っていたときだけです。

現在は地元の関東に戻っているからです。

この文章を書いていてふと懐かしく思い出しました。

あなたが良き本と巡り合えるように、
良き書店と巡り合えることを祈ります。

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